杭建込精度監視システム ISチュービング   NETIS登録番号:KTK-140011-VR


  デジタルカメラ内蔵型トータルステーションによる
杭建込精度モニタリングシステム
 

 地盤改良や構造物の基礎に必要な基礎杭及び場所打ち杭の施工支援するシステムです。杭施工の品質管理の中で、基礎杭や鋼管杭(ケーシング)などの鉛直性を問われるケースが増えてきております。このシステ ムでは、2方向よりモニターすることにより杭施工の精度向上につながるシステムです。

 
「ISチュービング」は、従来のトータルステーションに専用のデジタルカメラを 内蔵した「イメージングステーション(IS)」を使用し、そのリアルタイムの視準画像より直感的な操作と安心した測量作業を遠隔操作にてコントロールされたシステムです。  従来の杭の建込精度の計測は、トランシットを直接視準しての目視確認や作業 を中断しての測量による精度確認が必要でしたが、ISより計測された測定情報を元に、カメラ画像にスタジア線および杭径に合わせたガイドラインを重ね合せ表示することで、より正確な建込精度をリアルタイムに観測することができます。
 



 
2台のISを杭に対して直交する場所に設置し、それぞれ杭の設計座標方向を視準させることで、杭の建込時 の鉛直性を正面・側面方向から監視を行えます。
 ISによる測距を行い、杭芯までの距離に相当する縮尺で、杭幅および許容値幅に対応するガイドラインを仮想的に表示します。
 監視員はそれぞれのガイド画像を監視し、許容範囲内の建込精度が出ているか を随時目視で行えます。

また、杭の任意の上下2点(BP-EP点)をそれぞれのISで計測することで、2点間の杭芯座標値より杭の傾斜を数値として計測することが可能です。
   

・ISチュービングは汎用性が高いシステムなので様々な工法に対応しています。
   

三点式杭打ち機の場合

   


※中掘り工法 鋼管杭打設時のパターン
溶接箇所を上下で挟んで計測することにより、継ぎ杭などの杭全体の鉛直性の確認も可能になります 。
 


場所打ち杭、鋼管杭、改良杭の鉛直性の管理にも活用できます。
     
仕様
トータルステーション仕様 イメージングステーション IS305
測角精度 5″
鉛直角・水平角自動補正作動範囲 ±6′
プリズムモード測距精度 ±(2mm+2ppm×D) 
D:測定距離(mm)
ノンプリズムモード測距精度 ±(3mm+2ppm×D)
 D:測定距離(mm)
望遠鏡 30倍(1.4m→∞)
マニュアル動作 シャトル操作・ジョグ操作
機械高 196mm
無線LAN通信範囲 約250m(見通し最大距離)
バッテリー使用時間 約2.5時間
【カメラ仕様】
有効画素数(広角カメラ部) 約131万画素
有効画素数(挟角カメラ部) 約131万画素
デジタルズーム倍率 0.125倍~4.0倍の6段階
【寸法・重量】
本体寸法 338(高)×220(幅)×201(長)mm
重量(本体+バッテリー) 約7.3kg

イメージングステーション IS305

 
 <主な機能>

   ・鉛直ガイドライン表示(十字線・杭幅・許容幅表示、定期撮影機能付き)
   ・鉛直度2点計測(上・下部の2点間測定による鉛直度計測)
   ・定点偏心計測(平面上の杭心ずれを計測)
   
 <出来形記録データ>

   


 <杭の出来形を3Dで見える化 >


 

杭施工の品質管理として位置や深度・鉛直性などの管理が求められますが、施工データを3D化することにより支持層まで到達しているかどうかが見える化されます。
施工情報としての属性データ(材料や時間軸など)を登録することによりCIMへの対応も可能となります。